興奮状態にならない運動を―精神的ハイを求めて運動した過去、人生の変化と失敗からの学び,今後について
私は精神的な感覚が鋭く、例えるなら感覚の受容体がかなり敏感な体質であるようです。
ですから運動によるメンタル変化がかなり激しい体質のようです。
筋トレ歴5年ですが、ようやくそれを自覚するときが来ました。
運動をするとリフレッシュになるし、ストレス発散にもなります。
精神的に落ち込んでいた時に運動をすると、その落ち込みを忘れて元気が出ます。
実際に運動ではセロトニン(幸福ホルモン)が分泌するという科学的な事実もあります。
ですが、私は、運動したあとの感覚として、
セロトニンによる心地よさよりも、興奮状態になることのほうが多い気がします。
実際にドーパミンやアドレナリンなど、刺激系のホルモンが分泌されることも知られています。
それにより起こる精神症状としては
元気が出すぎる、全能感を感じる、性格が暴力的,攻撃的になる、現実的な危険に対する認識が薄れる、人を見下す、などです。
ハードな運動をして興奮状態になるのはわかります。多くのスポーツ選手などもオーバートレーニング症候群で悩んでいるように、ハードに追い込みをかけると興奮状態になることは当たり前です。
しかし、私はハードではない適度なレベルの運動でもハイになりやすい体質なのではないかと思います。
ちょっと刺激されるだけで精神的感覚が変化しやすい。
そんな感じがします。
筋トレでハイになりすぎた体験
私が筋トレを始めたのは2017年3月末でした。
当時はスクワット10回、シットアップ10回、腕立て伏せ(当時は出来ませんでしたが)10回という、ごく短時間で終わるトレーニング内容でした。
なのにそれだけでハイ(興奮状態)になり、一気に人生の価値観も変わり、行動範囲も広がり、その結果県外で運命の相手と奇跡的な出会いも果たし、さまざまな体験もしました。
それだけでなく、筋トレの趣味が高じて、美の意識感覚も高まり、モデル活動までやるようになりました。
ふつう、この程度の運動でそこまで興奮状態になり人生が激変するということは無いと思います。
私が筋トレを始めたきっかけは、またゆっくり書きますが、
鬱病になりかけていたような時期に、心理カウンセラーの先生にリフレッシュとして勧められたのがきっかけです。
まさか先生も私が筋トレの影響でここまで変わるとは思っていらっしゃらなかったと思います。だって単なる鬱の治療として勧めてくださっただけでしたから。
精神的な感度が高く、ちょっとしたきっかけで、普通の人は反応しないようなことで私は反応をし、感覚が変わり、精神状態も激変するようです。
これまでの筋トレ人生の振り返りと、今後どうしたいか
私はもうハイ(興奮状態)にはなりたくないので、ハイにならない程度の運動というのを研究していきたいと思います。
私はこれまで運動の目的はほとんどメンタル的なハイを体験したいからやっていたようなもので、かなり宗教的でドラッグ的な価値観による筋トレでした。(実際に新興宗教や薬物に手を出すよりよほど健全なやり方だと思います)。
だから、運動で自分の精神状態が激変するという体験は山程してきました。運動の影響で人生まで変わりました。
今は、運動は、ハイになるためのものではなく、健康のためのものであり、
また私は怪我も経験しているので、ハイを求めてがむしゃらにやると体を壊すということも学んでいるので、
運動は、健康に留意したやり方で心身の健康のために行うものである
という考えが徹底されています。
これからはハイになるための運動ではなく、自分がより適度な精神状態に、バランスの取れた精神状態(心身状態)になるためのものとして、取り組んでいきたいと思います。
またそのために、種目構成や時間や頻度なども全改定する必要がありますので、そこは専門家の先生のご指導も元に新しく決めていこうと思います。