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生きること以上に死ぬことを学ばなければならない。―『チベット 死者の書』より

『コンフィデンスマンJP ロマンス編』

最近、テレビで『コンフィデンスマンJP 英雄編』をやっているのをちらっとだけ見て、面白そうだったのをきっかけに、ネトフリで『ロマンス編』を見ました。(ネトフリではロマンス編しか見られないみたいです)。

 

本当に面白くて、なかなか遊びの精神を人生に加えられない私にとっては、本当に数年ぶりに『遊び』の感覚、何かを純粋に面白いと思ったり楽しんだりする、笑いや遊びのある感覚というのを体験させてくれた素晴らしい映画でした。

 

色々調べてみると、

サントラ(南米風のロマンティックな曲で、魅力的に思いてっきり南米の歌手かなにかの曲かと思っていた)が意外にもオリジナルサントラたった? ことや

脚本家が次のNHK大河ドラマも手掛けている脚本家で他に『相棒』や『リーガルハイ』も手掛けた人であるということ

さらに、ジェシーと氷姫がそれぞれ三浦春馬さんと竹内結子さんという、2020年に相次いで他界された俳優さんであるということを知り

色々とびっくりしました。

 

特にお二方の訃報に関しては、華やかに見える芸能界や映画の世界も、中に入っている人たちは本当に色んなことがあるんだろうなということを思い、あんなに楽しい映画を撮る裏にも実はそれぞれ暗いものを抱えていた(コンフィデンスマンJPロマンス編が2019年の映画なので、これの撮影中ももしかしたら心に闇を抱えておられたのかもしれない)かもしれないと思うとなんとも言えない気持ちになります。

 

とはいえ、とにかく映画自体は本当に私に遊びの精神を思い出させてくれた、楽しむ感覚を思い出させてくれた素晴らしい映画で、コミカルな台詞回しやお芝居もとても良くて、さらにサントラもサブスクで聴けるので私もどこかのシーンを切り取って芝居の真似をしてみようかなと思ってます笑

 

本当にいい映画で、ネトフリにはない英雄編などもTSUTAYAとかで借りて見ようかなと思いました。

素晴らしい映画をありがとう!