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生きること以上に死ぬことを学ばなければならない。―『チベット 死者の書』より

BUCK-TICKの『エリーゼのために』と『美醜LOVE』が好きです。―エロとグロは古代からセットだった


[フル] BUCK-TICK「エリーゼのために」 2012.5.23 on sale - YouTube

私がBUCK-TICKを聴くようになったのは4年ほど前で、きっかけは、

当時Twitterで関わっていた子が(ネットで絡んでいただけでリアルでは会っていません)、

私のイメージに合う楽曲としてBUCK-TICKの美醜LOVEを挙げてくれたことでした。

当時Twitterで、いいねした人のイメージに合う楽曲をツイートするというハッシュタグがありまして、そのハッシュタグを彼がツイートしていたので私がいいねしたというわけです。

 

残念ながら彼とはもう繋がりがないのでもう関われないのがとても残念なのですが

 

マリリン・マンソンとか海外のメタルアーティストは好きでも日本国内のメタルやハードロックのアーティストはとくに興味がなかったのですが

その出来事をきっかけにBUCK-TICKを聴くようになりました。

 

BUCK-TICKの素晴らしいところはクラシックのカヴァを行っているところです。

BUCK-TICKの中でも明るいロックンロール調の曲もあれば暗く耽美的な楽曲(美醜LOVEがまさにそうですね)もあり、

その暗く耽美的な曲のイメージとクラシック音楽のイメージはとても合うと思います。

 

ベートーヴェンの有名曲『エリーゼのために』のBUCK-TICKによるカヴァは最高ですし

他にクラシック・オペラ楽曲の『サロメ』もカヴァしていて

私のようにクラシックもロックも聴く音楽愛好者からするととても嬉しい試みです。

 

エリーゼのためにのカヴァは本当にベースとドラムがかっこいいですね。

ロック音楽は特にそうですが、ただの

ラ〜ド〜♪の繰り返しなのになんでこんなにかっこいいんだろう。

同じフレーズの繰り返しで緊張感が生まれ、素晴らしいかっこよさが生まれています。

 

また私のようにHSP気質の人間はベースギターなど低音楽器の音は聴くとグラウンディング効果がある(落ち着く)と言われていますが

私もベースギターの強く太く安定したサウンドは大好きで、BUCK-TICKの曲はミックスも綺麗で音質が良く、いいですね。

 

海外でもそうですがメタルって田舎出身のバンドがやってることが多いですが、その田舎臭さが本当に安心するんですよね。

閉鎖的で熱いのが田舎臭さですが、私が住んでるのも地方なので、ああいう田舎臭さをBUCK-TICKの音楽で感じるのでとても共感します。

 

私はヌードをやってるアーティストでモデルですが、私のような耽美的でダークな表現も音楽的にはメタルやクラシックと相性が良く、もともと特にメタルが大好きとかでもないのに私の作品は地元のロックやメタルミュージシャンから好まれることが多く、最初は不思議だったのですが、今となっては『そういうことね』とよくわかります。

 

マリリン・マンソンバーレスクダンサーと結婚して(離婚)ますもんね。

メタル音楽のMVではセクシーな女性が登場することも多く、

ダークさや残酷さを表現するときに女性らしさ、色気、セクシーさは不可欠で

古代の芸術からグロとエロはセットで表現されてきましたし

日本では古代神道で女陰信仰があり、巫女が生贄になるときはおまんこに剣を刺されたりとかしていましたね。巫女が自分で刺していたとのことです。

(もちろん、御神体としての剣への神聖視もあります。巫女のおまんこに剣を刺されるというのは宗教的スピリチュアル的に本当に深い意味合いがあります。)

 

グロとエロは芸術的にも宗教的にもセットで、だからメタル音楽とヌードの相性も良いというわけです。

 

もともとそこまで関心がなかったメタル音楽ですが、大人になればなるほど自分に向き合えば向き合うほど自分とメタルの繫がりや共通点の多さを発見しています。

 

話が逸れましたが、BUCK-TICKやメタルも大好きですという話でした。