排泄をラグジュアリーに。―セックスも排泄も神聖で、浄化である。
私はトイレ掃除と模様替えが大好きで、家の中で唯一、雑貨や配置にこだわって空間をデザインしている場所がトイレです。
季節や気分に合わせて模様替えをしています。
模様替えする前には掃除を行い、床はワックスがけまでします。
模様替えの雑貨はDAISOで購入しています。
写真のお花は生の花ではなく造花です。
今回は、寒くもなってきたのでモコモコした便座カバーや、赤やピンク系の色味で暖かさを演出しました。
こちらはトイレスタンピーで、緑色でミントの香りのするものを使っており、8個も押しましたのでかなり強くミントが香っており、大便をしても全く臭くありません。瞬時に大便の匂いを消してくれるミント。
便座カバーがブラウンで、ミントの緑とも相性がいいです。
ピンク系のお花を使いつつも、葉っぱを思わせる緑色のトイレスタンピーで、ジャングルのような豊かな植物の色彩感を表現してみました(?)。
これは私の中で最近意識されている
野性,ワイルドさ
を意識したイメージで、そこからジャングル→あえて暖色と緑を同時に使い色の数を増やすという判断をしてみました。
トイレ掃除の魅力
トイレには神様がいると言われていますが、以前、真面目に調べたところ、
あの世とこの世をつなぐ神様
(スピリチュアルな世界と現実世界をつなぐ神様)
がトイレに居るそうです。
古代、流れる川のところに小さな小屋のようなものを立てて天然の水洗便所を作っていたそうです。
川に排泄された便は川の流れに沿って海に流れていきます。
海は古代、あの世と繋がっている場所(というかあの世そのもの)と考えられていました。(たしかにそうですよね。あの広い海を見ているとそんな気分になります)
私達の体内から出た排泄物は、海=あの世に往くので、排泄とは自分の体の一部をあの世につなぐ行為であったわけです。
だから排泄は神聖な行為で、だから排泄の場には神様がいるとされていたんです。
本当に古代ってむしろ先進的な文化があったんですね。
私はこのような古代の考え方にふれると、なんて本質的なんだろうと感じます。
古代、と『古い』という字を使っていますがむしろ私からすると新しい、先進的で、本質的な観点で築かれていた時代です。
むしろ現代のほうが退化していると思います。
特に私はヌードアート、性を作品として扱っておりますので、排泄にもとても関心がありますが、性も神聖ですが排泄も神聖であるというわけです。
私の心理カウンセラーの先生は生まれつき霊的能力のある方ですが
排泄は(スピリチュアル的な)浄化であると仰っています。
確かに排泄したあとは精神的に軽くなった感じがしますよね。
イライラしていたり考え事で悶々としていたりしているときに、尿意や便意を感じてトイレに行き排泄を済ませるとなぜか悩み事もスッキリしていることがあります。
たしかに排泄は神聖で、浄化行為ですね。
現代ではさすがに川に排泄というのは日本ではしていませんが
トイレに神様がいるとか、トイレ掃除をすると金運が上がるとか開運するとかよく言われていたり
職場でも日本人は特にトイレ掃除は重視していたり
経営者がトイレ掃除すると売上が上がるとか
家庭でも一家の主がトイレ掃除をすると家の運気が良くなるとか
よく言われていますが
すべて、古来から大切にされてきた
排泄の神聖さの文化が根本にあると思います。
私は心理カウンセラーの先生からトイレ掃除の大切さ(というかその魅力)についてお話を聞いてから
排泄を神聖なものとして大切にするようになり、またトイレ掃除にハマりましたが
たしかに女性にとってもトイレは綺麗な方が嬉しいことが多く
生理中にトイレが綺麗だと特に有難いです。
ただでさえ生理中って出血もあるし排泄も増えたりするので
そういうときに利用するトイレが汚かったり掃除がサボられてたりすると、生理に対するイメージや生理中の自分のイメージも悪くなるものですが
生理中に利用するトイレが綺麗だと、自分をケアする大切な場所、生理中は忌々しいものではなく自分をケアする大切な時期であるというイメージに変わり、ラグジュアリーな気分でゆったりと優雅に用を足して、ナプキンを新しく取り替えることができ、気分も良くなります。
たしかに家族みんなが気持ち良く排泄する家は運気が良くなるでしょうね。
だから家庭のトイレ掃除もとても大切だと思います。
日本では学生自らが学校内の掃除をしますが、最近はこれらの営みもなくなってきているのでしょうか?
面倒だと思われがちな掃除ですが、本来神聖な行為なので、ぜひ教育現場でもそれを生徒たちに話す機会を設けてもらえたらなと思いますね。