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生きること以上に死ぬことを学ばなければならない。―『チベット 死者の書』より

依存症脱却のための、90日プログラム

私の前回の恋愛について

私も傷付いたし、なによりそのネガティブな感情を引きずることで私の人生が次のステップに進めないので

90日間、彼のSNSを見ないというプログラムを遂行中です。長年お世話になっている心理カウンセラーの先生と決めたことで、私が希望したタイミングで先生とのカウンセリングセッションを重ねながら遂行しています。

 

彼と私はもう縁は切れてるのですが、今の時代、物理的に離れててもデジタルで繋がれる時代SNSは相互フォロワー関係になくても見ることができて(例えばTwitterは自分がアカウントやアプリを持っていなくてもブラウザから他人のツイートが閲覧可能です)、会わなくても近況などを知ることができます

これが恋愛においては毒です。

私は彼と付き合いたい・結婚したいとは思っていないのに、孤独になったり自己否定感が強まると寂しくて彼のSNSを見てしまっていました。会うことは無いのにSNSの投稿を見るだけで感情移入し、彼の感情も受け取り、それにより私の気持ちがなかなか彼から離れなかったのです。

 

私と彼は、抱えている孤独感の質が似ていて、互いの孤独感を埋めるためだけに関わっていた間柄でした。

私はもともと人と縁を切るのは得意で、何事も白黒ハッキリしたいタイプです。特に恋愛においては自分の本音を相手に話すのは大得意で、気まずさは一切感じず自分の本音を話すことができるし、対話に遠慮は無いタイプです。

 

だから私自身、ここまで、恋愛において、気持ちも関わりもハッキリできない、白黒つけられなくなったのは初めてでした。

白黒つけるどころか、中途半端なグレーな状態が続いていたのです。

 

それは、彼が白黒つけられないグレーな人間で、彼が病的なまでに精神的に不安定な人間で(彼の家庭事情のせいもあります)、

その彼のメンタルの不安定さと、私への対応の不安定さに、私は影響を受けていましたからです。

 

彼も、私に対して本命ではないのに中途半端に関わってきたりして、それで私の気持ちも揺らいでいました。

 

もうほとんど会っていない仲で、さらに私はもうSNSは辞めているし、連絡先も繋がっていません。私が一方的にブラウザから彼のTwitterなどを見ていたから私の気持ちが離れられなくなっていました。

だから私が彼のSNSを見ないことで完全に私の気持ちも離れるはずで、これは90日間耐えられれば気持ち的に本当に切れるそうです。

90日間というのは、アルコール中毒やニコチン中毒、ギャンブル依存症の治療で病院でも使われる数字で、科学的に効果も実証されています。

心理カウンセラーの先生からそう説明を受けたときに、その数字を信頼できたので、私も、90日間彼のSNSを見ないという依存症脱却プログラムを行うことに決めました。

 

これは私にとって、孤独感というものに根本的に向き合うきっかけにもなりました。

 

この記事は私の現状の紹介にとどめ、その恋愛の詳しい中身や私が感じたこと、私の芸術活動との関連性や孤独感について思うことはまたゆっくり改めて 別の記事で書こうと思います。ここまでお読みくださりありがとうございました。